北九州市や熊本市が小学英語の全面実施を前倒し決定です
小学英語の前倒し化に加速なるか?
西日本新聞にこんなニュースが掲載されていました。
北九州市や熊本市が小学英語の全面実施を前倒し18年度から授業を始めるために
指導方法の確立を急いでいる、とのことです。
本来、小学英語の授業化は2020年からとなっていました。
文部科学省は2018年から2年間の移行期間を設け、2020年に全国一斉にと考えていたようです。
ところが、北九州市教育委員会は、「指導方法などを早く詰めたい」として2年前倒しし、
20年度と同じ時間数を確保する方針です。
政令市では熊本や新潟など4市も同様の方針で、自治体間で対応が分かれることになります。
ちなみに現在の公立小学校では5、6年が英会話に親しむ「外国語活動」を年35時限。
新学習指導要領になる20年度以降は3、4年が「外国語活動」を35時限、
5、6年は通知表の対象となる教科として「外国語科」の授業を70時限学びます。
政令市で同様の対応をするのは熊本、千葉、静岡、新潟4市です。
さいたま市は文科省から独自の課程編成を特例で認められ、既に17年度から20年度並みの時間数で実施しています。
福岡市は20年度と同じ時間数を18年度に8校、
19年度に全小学校で確保する方針なんだとか。
ニュースを受けて親として思うこと
英語熱が加速することは基本的に歓迎しますが、
自治体によって開始時期が年単位で変わってくることによる弊害も気になります。
まぁそれを言ったら
私立小に通う子は1年生の段階から授業化されているのをどう考えるんだ、
という話にもなりますが……。
やはり、家庭でできることはやっておくのがベターですね。
最後にニュースに関しての反応をまとめます。
小学校英語2年前倒しする学校のニュース。もうすでに始めてるところも多いよね。息子は私立だから小1からだし、公立でも増えてきた。先生の確保や指導法の確立は大変だよね。
まぁ教育そのものの必要性はわかるんだけど、大学の英文科出た人でも英語を話せる人はレアなことを考えると、たぶん小学校からはじめてもあまり変わりがないのかもなぁと思います。
必ずしも小学校から英語を学習して、英語が自在になるとは思わないけどね。それよりも日本語教育をしっかりする方が大切だと思う
お読みいただきありがとうございました。